旭川大学(永山三ノ二十三)の学園祭「北辰祭」が十三日(土)、十四日(日)に開催される。旭川大学短期大学部は、「短大まるごとフェスティバル」と銘打って独自の企画を用意して来場者を待っている。

短大の幼児教育学科や生活学科の食物栄養専攻と生活福祉専攻の学生が、ゼミでの活動を写真やパネルを使ったり、実際に再現して紹介する。

例えば、絵本の読み聞かせや手作り人形劇、高齢者デザートバイキングの報告、味で知るハチミツの世界、介護用品展示など約二十の催事を短大棟の八つの教室で行う。食物専攻の学生が出店する恒例の「KOTOちゃんカフェ」や野外の模擬店もある。開場は午前十時半から午後六時まで。

また、①映画「ある精肉店のはなし」の上映(十三日、十四日とも午後二時四十分から、一階一一六教室)、②絵本作家・あべ弘士さんの講演「地球はどうぶつでいっぱい」(十三日午前十一時から、二階二五一教室)、③札幌の手稲渓仁会病院リハビリテーション部の大堀具視副部長の講演「『待つ』から始まる認知症介護~動き出しはご本人から~」(十四日午前十一時から、一階一一六教室)ななどのイベントもある。入場はすべて無料。

フェス実行委の学生は「地域住民の方や大学・短大への進学を希望している高校生の来場をお待ちしています」と呼びかけている。