モデルからヘアメイクまで全て理美容学生がプロデュースするフラワーウエディングショーが十三日、花フェスタ2015会場の大雪アリーナで行われた。

 旭川理容美容専門学校(四ノ十二、遠藤恵子校長)によるショーは今年で十一回目。五組の花嫁・花婿がショーのステージに立った。

 一年生が新郎新婦のモデル役を務め、二年生がヘアメイクや化粧、ネイルを担当した。ヘアアレンジには生花が使われ、それらは全て学生たちのアイデア。

 本番に向けて二週間ほど前から衣装合わせやメイクの練習を重ねてきた学生たちは、緊張しながらも笑顔でステージを歩いた。会場には来場客のほか、学生の家族や友人らが駆け付け、カメラのフラッシュがあちこちで光った。

 伊藤義浩教頭は「一年生はモデルを担当しますが、技術を担当した先輩の姿を見て来年に活かして行きます。そうして技術を引き継いで行く事で成長していければと思っています。また、今年はモデルの男の子を増やし、五組全てペアに出来たので、よりリアルなウエディングショーになったと思います」と話していた。