比布町との境界にある突哨山で二十九日(月)夜、「声のブッポーソー」と呼ばれるコノハズクの鳴き声を聞く集いが開かれます。市民グループ突哨山と身近に自然を考える会などの主催です。

 コノハズクは全長二十㌢。日本で見られるフクロウの仲間では、最も小さなフクロウです。頭部には小さい外耳のように見える羽毛(羽角)があります。

 夜の森で、「ブッ・キョ・キョー」、あるいは「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえる幻想的な鳴き声を聞かせてくれます。

 運がよければ、コノハズクとともに「夜の三鳴鳥」とされるトラツグミやヨタカの鳴き声も聞けるかもしれません。餌の虫を求めて飛び回るコウモリたちの声や姿も観察できるでしょう。

 集合場所はカタクリ広場。旭川刑務所の正門前(市内東鷹栖三線二十号)から百㍍ほど上った右側です。

 午後七時に集合し、森に入ります。午後九時には下山する予定です。

 参加費は保険料を含めて五百円。申し込みの必要はありません。当日、カタクリ広場に集まって下さい。

 長袖シャツ、長靴かトレッキングシューズ、帽子、軍手、懐中電灯、虫除けスプレー、携帯型蚊取り線香など各自考えて用意してください。

 問い合わせは、出羽さん(TEL090―6267―6521)、または清水さん(090―9755―0432)へ。