第七回全国理容美容学生技術大会の北海道地区大会が十四日、札幌パークホテルで開かれ、旭川理容美容専門学校(遠藤恵子校長)の学生二十五人が出場した。
大会には札幌五校と旭川、北見、函館、釧路から各一校の全九校が参加。各校から選抜された百五十六人の学生たちがカット・ワインディング・ネイル・ヘアデザイン画の四種目で技術を競った。
旭川理容美容専門学校は十五人が入賞し、そのうち十一人が十一月十五日に徳島県で開催される全国大会への出場を決めた。参加九校の中で最多の出場者だ。遠藤校長は「毎年全国大会に出場するたくさんの先輩たちの姿は、後輩の励みになっています」と話している。
全国大会に出場するのは、理容部門・木田悠弥(18)、黒田仁(16)。美容部門・荒川杏奈(20)、高橋瑠花(19)、上原伶奈(20)、樺沢里佳(19)、坂田裕希奈(20)、芳賀幸奈(19)、美口さりな(15)、渡邊真衣(19)、佐藤恵美(34)の十一人。
全国出場は逃したが後藤健太(20)、粟野大樹(19)、廣澤七海(20)、金田芽依果(19)の四人が敢闘賞を受賞した(敬省略)。
理容部門で優秀賞を受賞した黒田仁さんは「全道大会では最優秀賞を取れなくて悔しかった。全国大会では一番を取りたいです」、美容部門で優秀賞の樺沢里佳さんは「まさか優秀賞を取れるとは思っていなかったのでびっくりしました。せっかく全国に出るのだから頑張ります」と力強く意欲を語ってくれた。