旭川理容美容専門学校(四ノ十二)の学生たちによる「理容&美容フェスティバル」が二十三日、旭川市民文化会館で開かれた。将来、同校に入学を希望する中高生や父母、卒業生などが客席を埋め、ステージを彩る学生たちへの歓声で沸いた。
第一部は、入学してまだ半年の一年生による「ワインディングコンテスト」。四十九人が、習得した細かな技術を懸命に競った。
第二部の「ティーンズファッションコレクション」は昨年に続き二回目。市内外から十二人の女子高生がエントリーした。それぞれテーマを設けたファッションを披露し、ステージに華を添えた。
審査の結果、グランプリには菅原結茉さん(旭明成二年)が、準グランプリに能登のどかさん(旭工二年)が選ばれた。「まさか選ばれると思ってなかったのでびっくりしました。将来はモデルになるのが夢です」(菅原さん)、「心臓がとまるくらい嬉しかった。将来は洋服のデザインをしたいです」(能登さん)と笑顔で将来の夢を話していた。
三部は二年生によるヘアメイクショー。衣装やメイクはもちろん、ステージ演出や構成なども学生たち自らがプロデュースした舞台だ。最優秀を獲得したグループのリーダーで、フェスの実行委員長を務めた廣澤七海さん(同2年)は「同じ夢を目指す仲間がいたから今日という日を迎えることができました。そして、ご来場くださいました皆様の声援が力となり、悔いのないステージにすることが出来ました」と感謝の言葉を述べ、手づくりのフェスティバルを締めくくった。