旭川の歴史的建物の保存を考える会(川島洋一会長)が石造りの古建築として知られる旧宮北邸(九ノ十一、一九一五年築)のぬり絵を募集しています。作品は十一月一日(日)から同二十九日(日)まで、北鎮記念館(春光町自衛隊駐屯地)で行われる「古建築展」で展示します。

 ぬり絵はウェブからダウンロードしてください(「旧宮北邸 塗り絵」で検索)。サイズは最大A3まで。旧宮北邸の再利用方法を表現して下さい。クレヨン、水彩、パソコン(データでの提出は不可)など着色の方法は問いません。誰でも応募できます。

 応募方法は、十一月一日(日)正午から午後三時までに会場に持参するか、十月三十日必着で、考える会本部(〒078―8234 旭川市豊岡四条六丁目六―五 川島洋一さん宅)に郵送すること。会場に持参した人には記念品をプレゼントします。

 問い合わせは考える会の本部(TEL・FAX34―6900、留守電対応)へ。

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 「古建築展」では、旧宮北邸に関する絵画、絵葉書、写真、模型などを展示します。こうした資料を所有する人からの応募展示も、ぬり絵と同様に受け付けています。

 また期間中に「語る会」が行われます。三十分ほどの講演(話題提供)に続いて、出席者で意見交換します。日時と内容は次のとおりです。

 ▽十一月十五日(日)午後一時~三時「旧宮北邸の歴史的評価と活用について」話題提供=西川強さん(考える会役員)

 ▽二十一日(土)午後一時~三時「旧宮北邸への想いと保存活用を探る」話題提供=塩尻伸司さん(考える会会員・市議会議長)、久保あつこさん(同・市議)

 いずれも無料で、誰でも観覧、参加できます。