東神楽町に二日、「ひじり野郵便局」(ひじり野北一ノ九)が開局した。
東神楽町は近年人口が一万人を超え、新興住宅地のひじり野地区は約六千人の人口がある。増え続けている同地区住民の金融機関を求める声に応える形での開局だ。
初代局長に就いたのは、伊賀俊充さん(51)。「付近に金融機関がなかったこともあり、特に高齢の方々に喜ばれています」。
伊賀さんはこれを機に、五年前に東光に建てた住宅を売って、同局の裏に新居を構えた。「町内会活動など、地域の一員としても力を尽くしたいと思っています」と意気込んでいる。