企画展「私の天使たち」展がギャラリーシーズ(旭町二ノ三)で開かれている。開廊から二十五年、初めてのクリスマス企画だ。

 幸運を運んでくれる「天使」をモチーフに、地元旭川を中心に道内外で活躍する三十人の作家が「それぞれのクリスマス」を出品している。

 面白いのは、油彩や版画、ドローイングなどギャラリーではお馴染みの作家のほか、フラワーデザイナー、グラフィックデザイナー、漆芸家、イラストレーターといった多彩なジャンルのアーティストが出品しているところ。

 例えば、ブリザードフラワー・黒川志保、グラフィックアート・やはずのよしゆき、漆器・堀内亜理子…。

 あべ弘士、荒井善則、板津邦夫、田村能里子ら実力派の作品も並び、うれしい企画展だ。

 代表の久木佐知子さんは、「それぞれの作家の天使たちが幸せな気分にさせてくれます。皆さん、いいお顔になって帰られるんですよ。ぜひどうぞ」と呼び掛けています。

 十七日までの午前十一時から午後六時(火曜休廊)。十日午後六時から、出品作家らも来廊して、オープニングパーティーを開く。参加無料。問い合わせは同画廊(TEL53―8886)