国際ソロプチミスト旭川(波岸順子会長)のチャリティー・ディナーコンサートが三月七日(月)午後六時から、旭川グランドホテルで開かれます。

 出演は、ピアニストの横山幸雄さん=写真=です。一九七一年(昭和四十六年)東京都生まれ。十六歳で渡仏し、パリ国立高等音楽院を卒業する年の秋、ショパン国際コンクールで歴代の日本人として最年少(十九歳)で入賞。国内でも文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多くの賞を受賞しています。

 「二十四時間でもっとも多い曲数を一人で弾いたアーティスト」のギネス記録の保有者で、二〇一一年(平成二十三年)のコンサートでは更にショパン二百十二曲を十八時間で演奏し、自ら記録を更新しました。現在、上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授として後進の指導にもあたっています。音楽以外ではワインにも造詣が深く、日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパートの資格を持つほか、東京と京都にレストランも経営しています。

 当日の演奏曲目は、ショパンの「ワルツ第一番『華麗なる大円舞曲』」「スケルツォ 第一番」「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」「バラード 第一番」を予定しています。

 ソロプチミスト旭川の波岸会長は「今回は“ショパンの生まれ変わり”と評される横山さんをお招きすることが出来ました。ピアノが卓越した技量であることは言うまでもありませんが、ワインの知識に富んでいたり、東京FMでは番組パーソナリティを務めるなど、多彩な才能の持ち主です。ぜひ素晴らしい演奏とお料理を味わいにご来場ください」と呼び掛けています。

 チケットは一万円。駒形屋佛壇店(四ノ西五、TEL22―4643)、松野薬局(四ノ六、TEL22―1632)で取り扱っています。問い合わせは事務局の熊谷さん(TEL63―0924)へ。