旭川藤女子高校(木元次男校長)と、タイ・バンコクの私立学校ラージニースクールの文化交流が十七日、同校講堂で行われた。

同スクールは百年の歴史を持ち、幼稚園から高校まで一貫教育をする女子校。首都バンコクで私立学校ランキング第三位の名門校だ。

来校したのは、春休みを利用して國學院短期大学(滝川市)に日本語やお茶、日本舞踊などの文化を学びに来ていた同スクールの小中高生十二人。

会の冒頭、生徒代表の本間雛子さん(三年)がタイ語と英語を交えて、「ようこそ藤女子高校へお越しくださいました。今日、皆さんとお会いできるのを楽しみにしていました。今日は楽しい時間を過ごして頂きたいと思っています」と挨拶してスタートした。

タイの子どもたちは、伝統衣装を身に着け、タイダンスを披露。藤女子校の学生にも丁寧に振り付けを教え、共にダンスを楽しんだ。また、同校からのお礼として、日本の遊びの「コマ」や「だるまさんが転んだ」を一緒に楽しみ、笑顔あふれる交流となった。