障がい者雇用についての講演会が十一月四日(日)午後二時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)大会議室で行われます。市教育委員会の主催。

 講師は日本理化学工業常務の西川一仁さん。同社は本社を神奈川県川崎市に置く、チョーク生産日本一の会社です。古くから知的障がい者を積極的に雇用しており、二〇一八年二月時点で、従業員八十五人のうち、知的障がい者は六十三人と、雇用率は七割を超えています。一昨年、「日本で一番大切にしたい会社」大賞で審査員特別賞を受賞しました。

 西川常務は美唄工場長も務めており、「障がい者雇用は企業を成長・発展させるチャンス」と題して、障がい者を雇用する現場の経験を中心に話します。講演は約二時間です。

 市内でも、知的障がいを持つ生徒が学ぶ旭川高等支援学校から来春、初の卒業生が巣立ちます。学校教育部では「障がいを持つ児童生徒が将来、自立的生活を送ることができるよう、市内企業や市民の理解促進を図る目的で、この講演会を企画しました」と話しています。

 参加を希望する人は三十日までに、氏名・所属・区分(会社員、教員、保護者等)・電話番号・手話通訳申し込みの有無を、電話かファックス、メールで申し込んでください。定員は三百人。先着申し込み順です。

 申し込みは、同部学務課(TEL25―7564、FAX 24―6428、メール kyoiku_tokushi@city.asahikawa.hokkai.jp)へ。