映画の1シーン。国会で安倍首相を追及する山本太郎

山本太郎(44)は自由党所属の参院議員。元俳優。反原発、反安倍晋三政権で知られる。その山本をベルギー人監督のアラン・ドゥ・アルーが撮ったドキュメンタリー映画『Beyond the Waves(ビヨンド・ザ・ウェイブス)』(二〇一八年、日本語・六十五分)の上映会が五月十九日(日)、勤労者福祉センター・サンアザレア(六ノ四)で開かれます。

 日々流れるニュースの「なぜ?」を知りたがり、勉強しようと集まる市民の会、OTAKU会(滝本幸大代表)の主催。

 アルー監督は自身のドキュメンタリー「福島へようこそ」の撮影中に山本太郎の存在を知った。政治的な発言を繰り返す山本太郎は、生業である俳優の仕事が出来なくなったという事実に衝撃を受け、山本を追うことに。

 日本の排他的な社会に抗う波をつくり、その波に市民とともに大きなうねりを作りだそうとする山本太郎を主人公に据え、偏狭なナショナリズム、外国人嫌悪、戦争ができる国へ一直線の日本をベルギー人監督の目を通してあらわに映し出すドキュメンタリーです。

 上映は①午前十時半~、②午後二時~の二回。前売りチケットは、千円(当日千二百円)。高校生以下は無料。

 チケットの事前予約、問い合わせは熊谷さん(TEL090―6692―1243)へ。