「朝日新聞記者・青木美希さんに聞く」と題する集いが二十五日(日)午後二時から、ときわ市民ホール(五ノ四)四階多目的ホールで開かれる。チーム今だからの主催。

 青木記者は一九七三年、札幌市生まれ。北海タイムスの記者から北海道新聞へ、現在は朝日新聞東京本社社会部記者。北海タイムスと道新時代は、旭川で勤務した。

 二〇一一年三月十一日の東日本大震災の発生直後から現場で取材。九月には特別報道部に異動し、原発事故検証企画『プロメテウスの罠』などに参加した。一三年には、「手抜き除染」報道を手掛け、取材班は新聞協会賞を受賞。著書『地図から消される街』(二〇一八年・講談社)で、貧困ジャーナリズム賞、日本医学ジャーナリスト特別賞などを受賞している。

 主催するメンバーは、「東日本大震災から八年が経ちました。福島と、その周辺から避難した人たち、残った人たち。それぞれのその後と、福島の今を現地に通い続けている青木さんに話していただきます。私たちが知らない、『言ってはいけない真実』をお聞きしたいと思います」と参加を呼び掛けています。

 参加費は八百円。チケットは、こども冨貴堂(七条買物公園・TEL25―3169)で扱っている。