マインドジャズ作曲・奏者の佐々木義生さん=写真=が四回目のソロコンサートを二月十六日(金)、木楽輪(神楽公民館内、神楽三ノ六)で開きます。「ソロコンサートは今回で最後になります」と語っています。

 佐々木さんは一九九五年に始めたジャズマンス・イン・旭川を音楽プロデューサー・作編曲家として二十年主宰し、その後、マインドジャズのアジア五部作を完成。昨年十一月、音楽活動四十周年記念のコンサートを開くなど、追い求めてきたマインドジャズに精力的に取り組んできました。「ここにきて、それが日常生活から生まれ出る音楽であることに気づきました」と静かに話します。

 今回のソロコンサートは八〇年代から九〇年代の、佐々木さんが二十代後半から三十代にかけて作曲した音楽のシンセサイザーによる演奏です。「これまで、過去を振り返って演奏することはありませんでしたので、この時代の音楽を演奏するのは最初で最後になります。“自然への回帰”と謳っています。自然の怖さ、素晴らしさ、大きさなど、幼少の頃、父と二人で山中で生活したことが、原点になっています」とも。

 このコンサートを区切りに、新たな活動を開始することにしているという。

 チケットは三千円(前売り・当日券も同額)。コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナーで発売中。

 問い合わせ・チケットの予約は、TEL 080―5580―3567、メール ysasaki3567@gmail.com へ。