東川町のせんとぴゅあⅡ(北町一)で、二十日(火)から四月七日(日)まで「山岳随筆家 滝本幸夫“北の山”」展が開催されます。大雪山アーカイブス主催の企画展示です。

 山岳随筆家として知られる滝本幸夫さんは、第十一代日本山岳会北海道支部長として活動し、帯広エーデルワイス山岳会の設立にも参画し、作家の深田久弥や田中澄江、画家の坂本直行とも交流がありました。

 著書には『北の山の栄光と悲劇』(柏艪舎)のほか、『私の中の深田久弥「日本百名山」以降の北の山紀行』(柏艪舎)、『田中澄江が歩いた北海道の山』(北海道新聞社)、『日高の風―孤高の山岳画家・坂本直行の生涯』(中札内美術村)など多数あります。滝本さんから貸与された、貴重な資料も併せて展示します。

 開館は午前九時~午後九時。休館日は年末年始。
 問い合わせは、同アーカイブス(TEL 82―2111・内線738)へ。

 写真家・山岳ガイドの大塚友記憲さんが、十七日(土)午後一時半から、せんとぴゅあⅠ講堂で行う講演会「ヌタプカウシペ(大雪山)が語りかけるもの」への参加希望者が多数のため、増席しました。希望者は前記の電話番号か右のQRコードで申し込みください。