市内の若手写真家・鈴木瑛大さん(26)の個展「私たちは光をつかんでいる」が四月二日(火)から、ギャラリージュンク(一ノ八、フィール旭川五階)で開かれます。

 鈴木さんは一九九八年、旭川市生まれ。九歳の頃から写真を始めました。写真評論家・タカザワケンジゼミを受講し、二〇二二年にフリーランスとして独立。写真活動のほか、ホームページ制作や作家のサポートなども行っています。「あさひかわ写真アーカイブ研究会」会員。

 今展では、鈴木さんが日常的に撮影した、約六年分のスナップショットをA3や大判のA1サイズにプリントした四十点ほどの作品を展示。日常、自らが主体となり、死生観や人生観を表現しています。

 また会期中の六日(土)午後三時から、日本茶カフェ・和風居酒屋「WHIZ(ウィズ)」(五条買物公園、旭川はれて屋台村)で、写真家・相楽恭兵さんとのトークイベントも行われる予定です。

 鈴木さんは「今回並ぶ作品は、私が日々、生活する中で切り取ったものです。来場したみなさんそれぞれが、自分の生活と照らし合わせながら、視点の共通点や違いなどを楽しんでもらえたら」と呼びかけます。

 期間は七日(日)まで。開場時間は午前十時から午後七時半まで(最終日は午後三時まで)。