旭川の菓子メーカー・壺屋総本店(村本暁宣社長)の工場を併設したショップ「き花の杜」(南六ノ十九)で、六日(土)、七日(日)の二日間、き花まつりが開かれます。

 イベント限定のお菓子が購入できるほか、毎年人気のイベント、き花総選挙も予定されています。

 施設内のカフェ文欒では、旭川食のアンバサダーを務めるフレンチシェフ・下國伸さん考案の「フレンチトースト~き花バター~」(九百円・税込)が百食限定で登場。下國さんとのコラボはこれが第二弾。

 使用しているパンは芦別店直送のもの。シェフのこだわりフレンチトーストをカフェで再現するために、パンの厚みや焼き時間などを何度も試して完成したそう。上にのっているき花バターは、このメニューのために下國シェフが開発したもので、塩味とブラックペッパー、そして砕いたき花の香ばしさが絶妙にマッチ。とろりとした食感のフレンチトーストの優しい甘みや、美味しさを引き立ててくれます。

 カフェスタッフの石川可奈子さんは「き花は割れやすいお菓子なので、フードロスを削減するため、壺屋総本店はこれまでも色々な取り組みをしてきました。今回使用しているき花バターの開発もその一環。フレンチトーストは軽食にぴったりのメニューです。甘いものがあまり得意でない方も美味しく召し上がっていただけると思います」とPRしています。

 この他、イチゴとミニ大福が可愛らしい、いちご串(五百円・同)や、ベリーフロート(同)などの限定メニューも楽しめます。

 イベントは午前九時半から午後六時まで。カフェのラストオーダーは午後五時。問い合わせは(TEL 39―1600)へ。