豊岡6ノ1
TEL34-2304
「おいしいし、とにかく盛りがすごいんだ!」という噂をよく耳にするお寿司屋さんの「浜栄」へ行きました。
玄関を開けると、醤油のいい香り。丁度二代目の息子さんが丼用のタレを仕込んでいました。
カウンターのショーケースに並ぶネタは種類によって仕入先を変えています。「金目鯛、コハダ、赤貝、アジ、サヨリ、穴子などは、週に一度築地から仕入れています」と、寿し職人歴二十年の店主、田邊晃二さん(48)は話します。築地から来る人気のネタは、すぐに完売してしまうのでマメに通うことをオススメします。
「とにかく食べてみるとわかる」ということで、北海道ではなかなか耳にしない「対馬産スミイカ」(一カン二百六十円)を頂きました。一言でいうと「入れ歯でも噛み切れるイカ」。歯が当たるとサクッサクッと身が裂けるような感覚。そして「銚子産金目鯛」(一カン四百二十円)は塩とスダチでいただきます。ジューシーで後味はサッパリ。「対馬産穴子」(一カン二百六十円)はしっかり脂が乗っていて後から甘みが口いっぱいに広がり、病み付きになるおいしさ。薄味の醤油と、しっかり味がついたシャリのハーモニーで、幾つでも食べることができます。
圧巻は海老が五本ドーンと立った「海老天丼」(味噌汁・漬物付き、千二百円)。シッポまでぺロッと食べられるサックサクの食感とおいしいタレ。そして、大盛りのご飯。お昼に食べたら夜中まで元気に働けそうな凄いボリューム。ご飯は減らす事もできます。
営業時間は正午から翌午前一時まで。火曜定休。宴会は三千百五十円から。プラス千五百円で一時間飲み放題も可能です。
ケロコからひとこと
ここのランチはすごいです。誰かを連れて行くと感激してくれるはずです。私も話し方教室の生徒さん達と一緒に行って大いに盛り上がりました。又、カウンターに座って、お勧めのネタを食べると、もう幸せいっぱい。ウニも、金目鯛も…ヒラメを塩で食べたらこれも最高。動けなくなるまで食べてしまいました。
そしてもう一つのお勧めは、海老天丼。目の前に運ばれて来ると、思わず写メを撮らずにはいられません。大きなエビは五本。丼の中心に向かって、そびえ立っています。お見事という感じ。タレがまたいい。「一気食べ」してしまいます。また近いうちに行きます。