3ノ22西屋ビル1階
TEL35―1510
三条本通をまっすぐ豊岡方向へ進むとオレンジ色で壁には模様が入った一際目立つビルがあります。今回お邪魔した「らーめん 三日月」はこのビルの一階にあります。
一昨年の十二月にオープンしたお店は、市内の有名ラーメン店で十三年間腕を振るっていた森内巧二さん(35)が切り盛りしています。大学進学を機に旭川へ来た森内さん。「僕の地元は東京ですが、今の自分は旭川に育てられたからこそ! だから恩返しをしたい、そんな思いでやってます」と話します。
ラーメンのスープは豚骨と魚と野菜のブレンド。人気のメニューは「全部」と言ってもよいでしょう。店内にオススメの張り紙が見当たりません。「好みもありますから、お店から押し売りはしないんです」と森内さん。どのメニューも同じ割合で注文が入っているいるそうです。
写真のしょうゆらーめんは、七百円。背脂が散らしてあるスープ。一口味わってみると見た目のイメージよりもあっさりしています。お店の周辺は年配の人が多く住んでいるので食べやすい味にしているという気配り。とことん地元密着のラーメン店を目指すという店主の思いからです。
ラーメンと一緒に「今週ののっけ飯」(二百五十円)を頼むお客さんがほとんどで、毎週変わるトッピングを目当てに通う人も少なくありません。チャーシューを細かくしてマヨネーズとポン酢で和え、ネギをちらしたものなど、女性も「別腹」の一品としてペロリと食べられます。
営業時間は午前十一時から午後八時まで。月曜定休、祝日営業。
ケロコからひとこと
いつもお客さんが並んでいるラーメン屋さんがある、友達が行った時も並んでいて、根気よく待って食べたらおいしかった、という話を聞き行って来ました。
予想通り並んでいました。やっぱりしょうゆラーメン。味が深い。どんな味か表現しようとして、何回もじっくり舌の上でスープを味わってみたけれど、どうもうまい言葉が見つからない。私の思っている正油ラーメンの味じゃない。おいしい!
チャーシューも、柔らかすぎるのは嫌い。ここのは柔らかいけどちゃんとかめる優れ物。
気になっていた今週ののっけ飯も食べてみました。お腹がいっぱいなのにペロッと食べられました。ぜひ一度行ってみて下さい。