1ノ20 TEL34-0070
一条通沿いの空き店舗が改装中で気になっていました。オープンしたのはパン屋さん。中心街とスーパーが並ぶ住宅街の丁度中間ぐらい。良い場所にパン屋さんができました。
店主の加藤雄志さん(47)は、もともとはサラリーマン。その後、コンビニのオーナーになったりしているうちに出会いがありました。同郷の七十歳の大ベテランの“お師匠さん”にパン作りを学び、お店をオープンしたのが今月2日。
「手頃な価格であることと、冷凍や作り置きは一切しないで、毎日焼き立てを店に並べています。惣菜パンなど素朴なメニューを中心に40から50種類ほど販売しています」と話します。
お客さまがひっきりなしに来ます。「この間のすごく美味しかった」。アットホームな雰囲気で、開店からまだ1カ月も経っていないのに、常連さんが何人も話しかけていきます。
午前中はお年寄りが多く、11時過ぎから一時頃には全種類の惣菜パンが並んで、お昼ごはん目当てのお客で賑わいます。
どの棚に並ぶパンも美しい。そしていい香り。ツナちくわ(130円)に、とんかつサンド(130円)もあれば、カマンベールが詰まったチーズダッ チ(150円)、外はハード、中はフワフワなクルミ&レーズン(190円)、カスタードクリームが美味しいクリームドーナツ(120円)など、バラエティ も豊富。角食も厚さが選べます(180円)。
営業時間は午前九時から午後七時まで(売切れ次第終了)。月曜定休(予定)。
※2月28日(火)は店舗改装のためお休みします。
(取材・那須日奈子)
ケロコのひとことメモ
午前9時。パンを焼くいい匂いがあたりに漂う。食べる前からおいしい予感。最近、新しいパン屋さんが増えている旭川。ここも楽しみにしていて、オープンしてすぐに行ってみました。
行ったのは午後3時。売り切れで閉店後。次は午後2時に行ったけどまた売り切れ。それならと開店してすぐに行きました。
まずは価格がリーズナブル。3個買う予定が5個買ってしまいました。1個1個見ていると、丁寧でこだわって作っているのが分かります。
裏にある冷凍庫の中を見せてもらうと、ガラガラ。調理パンもそのつど作っている証拠です。また明日早めに行ってゲットしよう!!