旭川市東光8条4丁目 TEL85-7116

 東光の千代田小のそば、バス通り沿いにある「アプランティ」にお邪魔しました。昨年の十二月にオープンしたばかりです。

 アンティーク調テーブルとカウンターがある店内は、カフェのようです。ホテルの厨房やスープカレー店で腕を磨いた店主の矢坂祐生さん(29)が奥さんと二人で始めたお店です。アプランティとはフランス語で「新人・見習い」の意味だそうで、初心を忘れないという意味を込めて店名にしたそうです。

 化学調味料を一切使わないスープカレーは、素材の味がしっかりと味わえる自慢の逸品と聞き、角煮のスープカレー(八百八十円)を注文しました。厨房からスパイシーな香りが漂い、食欲が刺激されます。カレーが盛られた器の中にはトロトロに煮込んだ角煮とたくさんの野菜が入っています。

 先ずは角煮を。柔らかいけれど歯ごたえがある、そんなほど良い加減の角煮にスープがなじみ、スプーンが止まりません。ジャガイモ、ニンジン、オクラ、カボチャ、ナス…、カレーを食べているのに、どの野菜もしっかりと味が伝わってきます。ンー、これは本物。

 日替わりデザート(三百五十円)は奥さんの担当です。食事と一緒なら二百円で食べられます。この日のデザートはクラシックショコラとアイスクリーム。ケーキの甘さが控え目なのでアイスと一緒に一気に食べてしまいました。女性にはたまらないでしょうね。

 午前十一時から午後九時まで。木曜定休。

(取材・草嶋一介記者)

ケロコのひとことメモ

 取材の途中で、名前も知らないお店を発見。行ってみたら満席です。こうなるとどうしても入りたくなります。斜め向かいにある大和田鮮魚店で夕食のおかずを買い、もう一度行ってみたら入れました。

 チキンスープカレーを注文。チキンは好きだけど1本ドーンとのってるのは食べにくいから苦手。ところがここのは骨がなく揚げてあり、食べやすく切ってあります。

 食べてみてびっくり。パリッパリでおいしいおいしい。カレーもとっても優しい味。そして野菜がたくさん入り、とても丁寧に作っているのが伝わってきます。

 気になったのが「和パフェ」です。パーティが終わったら食べに行きます!

 

2013年04月16日号掲載