7ノ9旭川市民文化会館内 ℡73―5099

 旭川市民文化会館のレストランが新しくなって二年が経ちました。お洒落な店内と、美味しくてボリュームがあり、そしてリーズナブルなランチが人気です。

 シェフの一戸勝矢さん(38)は、ホテルで腕を振るっていたので、和洋中なんでも作れます。ホールには奥様の佳美さん(44)が立ちます。

 今年七月にメニューを一新したパフェ。その中でも一番人気は、ジュエルパフェ(千百円)。「えっ、千円超えるパフェって…」。

 出てきたパフェがこちら=写真。上から自家製イチゴのソースに、五種類のベリーソース、ピスタチオのアイス、ピスタチオ、乾燥クレープ、チョコソース、色が選べるザラメ。香ばしいピスタチオの香りのアイス。アクセントになるザラメの食感。自家製のソースが甘すぎず食べやすいです。北海道濃厚ソフトクリーム(四百五十円)は名前の通りの濃厚さで、ファンが多いです。

 午後一時から三時までの二時間限定の「手こねハンバーグ」(千二百円)は、勝矢シェフの一押し。パンッパンで弾けてしまいそうな見た目。肉汁が溢れるので、最初に真ん中を割るのは厳禁。端から、ソロ~ッと食べるのがよいそうです。

 夜は予約だけ。一人でもOKです。パスタにピザ、色々あります。おススメは「漁師風パエリア」(千八百五十円)。「寄せ鍋を超えるうまさですよ」と勝矢シェフ。

 営業時間は、火曜から金曜のランチが午前十一時から午後一時。その他の食事は五時半まで。ディナーは予約だけ。第二、第四月曜定休。

 イベントやライブなどがある日は、混雑しますし、客層に合わせて別メニューでの営業になる場合もあります。気になる人は、電話で確認を。

(取材・那須日奈子)

ケロコのひとことメモ

 旭川市民文化会館のレストランというと、コンサートの前に時間があるからコーヒーを飲んだり、急いで食事をしたり、というイメージをまだ持っている人が多いのでは?

 ブンカフェーは違います。庭がキレイで、店内もとてもオシャレ。初めて入った人は思わず「ほーっ!」と言ってしまうはず。

 夜も光に浮かび上がって、デートスポットにも最適なのでは? ランチもお得で美味しい。パーティー料理も本格的で、どこにも負けません。

 残念なのは、夜が予約のみということ。市の施設内の店舗だから、とのこと。夜も営業してくれればいいのに…。

2013年10月01日号掲載