忠和4条7丁目・TEL 61-4140

 手焼き自家焙煎のコーヒーを楽しめる、アラビゴ珈琲店は一九七四年創業。こだわりの自家焙煎のコーヒーは五十年間、変わらない美味しさだ。

 「店の隣に工場があって、いつでも焙煎したての豆でいれたコーヒーを提供しています」と話すのは代表取締役の太田一絵さん。日替わりで楽しめるコーヒーは全部で六種類あり、アラビゴオリジナルブレンドは旭川にちなんだ「あさひかわ」や「ツツジ」などの名前が付けられている。豆の販売も行っているので、気に入った味があれば買って帰ることができるのが嬉しい。

 看板に「自家焙煎コーヒーとお食事」と書かれている通り、フードメニューも豊富。オムライスやグラタンから、中華丼、生姜焼きなど、和洋中様々な料理が食べられる。太田さんがオススメするのは、朝八時半から午前十一時まで注文できるモーニングだ。モーニングはトーストやパスタのほか、おはよう定食(八百五十八円・税込)がある。定食は「毎日食べに来る人も飽きないように」と、焼き魚やおかずが日替わりだ。また、モーニング以外の通常メニューも朝から注文可能。

 食事もデザートもすべて手作りで、季節ごとに限定メニューも登場するそう。

 今回いただいたおはよう定食は、焼き鮭に天ぷらと根菜の煮物、サラダ、目玉焼きというラインナップ。ほっとする美味しさは朝、体が目を覚ますのにぴったりだ。

 曜日や祝日などに関わらず、モーニングは注文できる。「朝はモーニングでしっかりご飯を食べて、昼はランチや、コーヒーをゆっくり楽しむ、夜はご飯を食べたり、ひとりの時間を楽しんだり、仕事終わりにほっと一息ついてもらう…、そんな使い方をしてもらえたら」と太田さん。また、五人以上で使用できる個室や広い駐車場もあるので、色々な集まりも可能。個室使用の際は、電話で事前に問い合わせを。

 冬季営業は午前八時半から午後九時半、夏期は午前八時半から午後十時半まで。ラストオーダーは閉店三十分前。年中無休。(作田穂菜美)

 

ケロコメモ
 コーヒーを飲みに入って、メニューを見ていたら、チャンポンがあった。
 ラーメンやうどんはよく食べるけど、チャンポンはあまり食べない。というか、チャンポンを食べられるお店はあまりない。
 本当に久しぶりのチャンポン。特製のスープがとても美味しい。麺とからんで、あっという間に完食。
 嬉しいのは具の種類が豊富なこと。肉、魚、そしていろいろな野菜。家で作ったら材料だけで大変だ。栄養たっぷりで、また行きたくなる。

2024年02月27日号掲載