画像 評論家の日下公人さんと、元国税庁長官の大武健一郎さんを迎え、旭川や道北地域の将来を見据えて学ぼうという「日下・大武カムイミンタル塾」の第一回の講座が十八日、旭川グランドホテルで開かれた。

 市内の経営者らでつくる実行委員会と旭川しんきん産業情報センターの共催で、初の講座には約百人が参加した。

 テーマは、「ガンバロウ北・北海道~フロンティア精神を取り戻せ」。日下さんは、「品格ある北海道の開発」と題して、補助金に頼らない、お役所に口出しさせない、独自の品格ある事業を提案することが大事だと強調し、「来年オリンピックが開かれる中国・北京は空気が悪い。あんなところで練習したら、選手は体調が悪くなる。札幌で練習して、競技の時だけ北京に行くようにしたらどうか。その待機場所として旭川が手をあげたらいい」などと、大胆で歯に衣を着せないアイデアで会場を沸かせた。

 ゲストの古庄幸一・元海上幕僚長が、「海から見た北海道」をテーマに、三十六年間の船乗りとしての実体験から北海道の魅力ある資源の活用を、また大武・元国税庁長官は「北海道にもう一度開拓魂を」と題して、超高齢化社会の到来を逆手に取って、医療施設を核とするまちづくりを提案した。

 同塾は、毎年夏に両氏を迎えて継続的に開講する予定だ。