神居6ノ14・TEL 090-5573-5648
神居の住宅街に突如、現れる同店。店主の堀井一吉さん(58)が、自宅横にあったガレージを、知人からもらい受けた廃材を利用して、全て自分の手で店舗に改造した。「旭川にも本格的なホットドッグが手軽に食べられるお店があれば」との思いから、昨年五月に店をオープンさせたという。
看板メニューのホットドッグはオリジナル(五百円)、チーズ(七百円)、サルサ(同)の三種で、全てドリンク付き。一番人気のオリジナルをいただいた。
「冷めてもおいしく食べてもらいたい」と、こだわるのはバンズ。同店の具材に合うよう、市内のパン店に特注したものを使用する。ひと手間加えてボイルされたソーセージは肉の味が引き立ち、その下には、カレーキャベツ、甘みのあるオリジナルソース、刻んだタマネギとピクルスが敷かれている。
かぶりついてみると、柔らかなバンズと弾力のあるソーセージのコンビネーションが絶妙。そこに、カレーキャベツの風味とソースの甘みがかけ合わさって、シンプルにおいしい。
また、堀井さんが「何度も来てくれるお客さんがホットドッグだけじゃ飽きちゃうと思うので」と話す通り、それ以外のメニューも豊富。と言うより、なんでもある。ナチョスやフライドポテトなどのサイドメニューに加え、インスタント麺に様々なアレンジを加えたラーメン、チャーハン、オムライス、ざるそば、ホットケーキ、パフェ…。
「某テレビドラマに影響を受けて、どんなオーダーにも『あるよ』と応えられる店を自分で開くのが夢でした。まずは自分がとことん楽しんで、その結果、周りの人たちにも楽しんでもらえたら。食材があれば、希望に応じてなんでも作りますよ」と笑う。
営業時間は、午前十一時~午後四時(ホットドッグが売り切れ次第終了)。水・金・土曜日は、夜(午後六時~同九時)も営業する。日曜日不定休。営業日などの情報はインスタグラム(右のQRコード)で確認を。(東寛樹)
ケロコメモ
住宅街のホットドッグ屋さん。お持ち帰りにしようと思ったけど、出来たてを食べたかったので店内で。とても素材にこだわっている。出来たてホットドッグは最高。
そして、ホットドッグ屋さんなのに、なぜかラーメンもある。店主が色々な種類のラーメンを考えている。トマト、ミルク、スパイス。
パインラーメンもある。パイン? どんな味なんだろう。何回か通わないと。