豊岡4ノ5ノ9
TEL090-8428-3518

 最近、総菜と弁当の店が相次いで開店している。どこも繁盛しているようだ。コロナは一向に収束せず、外食に行くのはためらわれる。しかし料理するのも面倒。こんな人たちの需要があるのだろう。

 この店も、昨年九月にオープンしたばかり。店主の小野寺ひとみさん(69)は、ずっとケアマネージャーの仕事に携わってきた。でも、年をとって仕事は年々きつくなる。そこでフッと思い立って、好きな料理の道に転身することにしたそう。

 ケアマネだっただけに、目指すのは体に優しい料理。すべて手作りで、無添加、そして塩は控えめ。人気の玉手箱弁当(三百五十円)を食べてみたら、その心づかいがすぐ伝わってきた。中身は日替わりで「あけてみてのお楽しみ」。この日のご飯は、タケノコやニンジン、揚げなどの五目御飯。その横に、玉子焼き、ザンギ、大根キンピラ、カボチャ煮、ポテトサラダなどのおかずがびっしり詰め込まれている。やさしい薄味で、どれもこれも僕好み。

 弁当は他にも、とり唐揚げ弁当、イカリング弁当(各五百円)もそろえている。こちらは、炊き立てのご飯を好きなだけ入れてくれるという太っ腹だ。さらに、おかずはポテトサラダ、サバのマリネ、大根キンピラ(各百円)、手作り茶わん蒸し(百五十円)など毎日十五種類ほどを並べている。なんと、炭火焼きの本格的な焼き鳥(一本百円)まである。すごいなあ。五百円も出せば、あっという間に今夜の酒のつまみがそろってしまう。今回の取材でも、またまた思った。こんな店がわが家の近くにあればいいなあ。

 ところで、取材に伺って、間違って隣の店に入ってしまった。だって、隣の名前も「きままなおかず屋さん」とそっくりなのだもの。こちらも、おいしそうなおかずがいっぱい並んでいましたよ。定休日は日曜日。営業時間は午前十一時~午後六時三十分。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコメモ
 このお店、私の家から遠い。でも、遠くて良かった。だって、近くにあったら毎日ここで買ってしまい、家で作らなくなるような気がする。

 とにかく安くて、もう少し高くてもいいのにと思ってしまう。お弁当が見るからにおいしそう。温かいごはんを入れてくれるのもいい。その横では、炭火で焼き鳥を焼いている。炭の香りがして本格的だ。

 お惣菜も種類が豊富。小さいパックになっているので、いろいろ買えて食卓がにぎやかになる。小鉢に入れ替えて、私が作ったことにしよう。