大雪と石狩の自然を守る会の市民公開講座「ちゃらんけ」が三十日午後六時半から、ときわ市民ホールで開かれる。

講師は、流域生態研究所所長の妹尾優二さん。妹尾さんは、一九五一年(昭和二十六年)、余市郡赤井川村生まれ。開発コンサルタント会社勤務を経て、生態系調査や環境アセスメントなどの環境コンサルタント業務を行う会社を設立。流域生態研究所も主宰して、幻の魚・イトウをはじめ、様々な生態系の調査、研究を続けている。

「ちゃらんけ」とは、アイヌ語で「大いに議論する」という意味。同守る会が市民向けの講座として不定期で開いている。

今回のテーマは「川、本来の姿 これからの川づくりを考える」と題し、映像を交え、現在行われている多自然型川づくり実態を報告しながら、本来の川の姿を取り戻すための具体的な方法について話すことになっている。

参加無料。会員以外でも、自然に関心がある人ならば誰でも参加できる。問い合わせは渡辺さん(TEL090―3390―3303)へ。