ジャズ界の巨匠サミー・ネスティコを追悼するスペシャル・メモリアルコンサートが五月十八日(日)午後五時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)音楽堂で開かれます。主催はMUSICアクトin旭川(佐々木義生代表)、後援は旭川市教育委員会。

 ネスティコは二〇二一年、九十六歳で亡くなっていますが、生涯で作曲した作品は三千曲にものぼります。これら作品の楽譜資料は、アメリカ議会図書館に全て収蔵されています。

 ネスティコは生涯で一度だけ、二〇〇五年に来日していますが、訪れたのは旭川だけでした。ネスティコを招聘した佐々木さんは「サミーは一週間の滞在中、二回のコンサートのほか、市民交流や障がい者施設の訪問など精力的な動きをしてくれました。これが縁で、その後、私たちはサミー宅を七回訪れ、交流を深めました。サミーから直接、音楽の指導を受けたことが私の宝となっています。今年はサミーが来旭して二十年の節目に当たることから、最初で最後のメモリアルフェスティバルを企画しました」と語る。

 コンサートには国内外から、エリック宮城(トランペット)、中川英二郎(トロンボーン)、ティム・アマコスト(テナーサックス)、椎名豊(ピアノ)、レジナルド・ヴィール(ベース)、グレゴリー・ハッチソン(ドラムス)、広瀬潤次(ドラムス)ら超一流のスペシャルゲストが出演。

 加えて、このために特別に編成された「旭川サミー・ネスティコ記念吹奏楽団」、「JMIAジュニアジャズ・リユニオンオーケストラ」、「旭川ユース・ジャズオーケストラ」が参画。総勢百人を超える大演奏団が編成されます。佐々木さんがコンダクターと作編曲を務めます。

 コンサート前に特別プログラムとして、ドキュメンタリー映像作家のディアン・エステル・ヴィカーリがこの日のために編集した『サミー・ネスティコの物語』を上映します。

 チケット(全席自由)は一般五千円、学生・ハートフル二千五百円(当日、いずれも五百円増)。取り扱いは、ジュンク堂書店旭川店(TEL 26―1120)、コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナー(TEL 76―4002)、玉光堂イオンモール旭川駅前店(TEL 73―8801)、フレンドシップなかがわ(東川町、TEL 82―2024)、大雪クリスタルホール売店(TEL 63―2929)。また右QRコードのウェブ予約、チケットぴあ(Pコード293292)からも購入できます。 問い合わせは、同実行委員会事務局・佐々木さん(TEL ・FAX 22―3567、メール ysasaki3567@gmail.com)へ。

                ◇

 ネスティコは教育分野にも六百余の曲を残していることから、その残した業績を振り返り、若い演奏家に向け、エリック宮城と中川英二郎による講話と音楽指導のスペシャルプラスクリニックも開かれます。日時は五月十六日(金)午後五時から七時まで。詳細は同事務局まで。