東川町南町1・TEL 73-6076

 量り売りの総菜やパン、弁当を販売する店。神奈川県生まれの店主・芝園(その)さんが二〇二二年、東川町にオープンした。

 フランス・パリで修業した経験を持つパン職人でもある芝さんは、二十年ほど前に東川で仕事をする機会があり、東川の水でパンを作ると、自分好みのおいしいパンに仕上がったことから、東川に店を出したい気持ちが強まったという。

 芝さんが「日ごろの食卓の一品に加えて欲しい」と話す手作りの総菜は、「鶏もも肉の塩麹からあげ」(三百五十六円/百㌘)、「筑前煮」(三百七十八円/同)、「チリコンカン」(三百二十四円/同)、「大人のポテトサラダ」(同)、「ししゃも南蛮」(二百八十円/二本)、「肉シュウマイ」(二百五十九円)など、常時、十五~二十種を用意。野菜などの食材は、町内や近郊のものを中心に使用し、どれもシンプルな調味料で味付けられている。

 ファンが多いというパンは、国産発酵バターを使用した「クロワッサン タピオ」(三百四十五円)やフランスの田舎パン「リュスティック」(五百八十三円)、「バゲット」(四百十円)などの定番から、「店主の気まぐれサンド」(五百八十三円)まで十~十五種が並ぶ。

 加えて、「そのまんま弁当(オリジナル)」(九百六十一円)など約十種の弁当や、おにぎり各種(二百四十八円~)なども販売。テイクアウトだけでなく、店内のイートインスペースで食べることもできる。

 早速、一番人気の「そのまんま弁当(オリジナル)」をいただく。ご飯には、東川町産の低農薬ななつぼしを使用。その上に、からあげ、シュウマイ、筑前煮、ひじきの煮物、きんぴらごぼう、野菜の素揚げなど、色とりどりのおかずがぎっしり詰められている。そのどれもがご飯に合い、体が喜ぶような優しい味わいで、満足感のある弁当だった。

 「クロワッサン・オ・ショコラ」(二百三十七円)は、芝さんこだわりのサクサクした食感のクロワッサンと、中に入っているフランス産チョコレートとの相性が抜群。「リュスティック」は、東神楽町産の小麦「キタノカオリ」を使用。外側がパリッと、中はもっちりとした食感で、小麦の味がしっかり感じられおいしかった。

 芝さんは「やりたいことがまだまだたくさんあり、そのひとつとしてパンにもう少し力を入れていきたいですね。これからも地元の人に喜んでもらえるようなお店にしていけたら」と展望を語る。

 営業時間は、午前十時~午後七時(売り切れ次第閉店)。日、月曜日定休。(東寛樹)

レポーターのひとことメモ

 お母さんたち手作りの美味しいお惣菜がズラッと並びます。優しくてホッとする味のお弁当は、老若男女に大好評! イベントのお昼はいつもお世話になっています。
 そして、忘れちゃいけないソノさんのパン!! どれも美味しくて、あれもこれもと目移りしちゃいます。
 ムッチリしたハード系も食べたいけど、まずはクロワッサン。クロワッサン作りに夢中な息子が憧れるクロワッサンです。
 あぁ、ソノさんのパンが食べたくなってきた…。
(市民レポーター・広瀬久美子)