画像 油絵サークル「画油会」の作品展が、アラビゴコーヒー神楽店(神楽五ノ八 神楽小となり)で開かれている。

 同サークルは、純生美術会会員の山口宗義さんを講師に、毎週木曜日の午後一時から五時まで、神楽公民館内の教室で創作活動にあたっている。モチーフの種類や具象・抽象の別にこだわらず、自由なテーマで油絵を楽しんでいる。

 今展では講師の山口さんの作品のほか、会員の渡部晃子さん、数坂シズエさん、中谷三枝子さん、渡辺キヨシさん、会田栄喜さんの作品を展示している。

 同サークル代表の会田栄喜さん(66)は、郵便局を定年退職後、このサークルで油絵を始めて六年になる。若い頃から絵に憧れがあり、道展など絵画の展覧会には良く出掛けた。自分に絵は描けないと思っていたが「死ぬ前に後悔したくない」との思いがあって同サークルに入会。山口さんの指導のもと、創作に取り組んできた。今展では大沼公園や自身の孫・沙也果ちゃん(2)をモチーフにした数点の作品を発表している。

 会田さんは「私も以前は、絵など絶対に描けないと思っていました。描きたい心のある方は、恥ずかしいと思わずに、ぜひ一緒に楽しんでみましょう」と入会を呼びかけている。

 同サークルの会費は月額三千円(材料費別途)。会員は現在十名ほど。八十八歳が最高齢で、六十代が多いそうだ。講師の山口さんが現在体調を崩して入退院を重ねているが、会田代表をはじめ会員たちは「先生がいないときこそ、しっかりと活動しよう」と結束を固めているそうだ。入会などの問い合わせは会田さん(電話61―0027)へ。

 作品展は三十日まで。午前十時~午後六時。問い合わせはアラビゴコーヒー神楽店(電話63―5005)へ。