キノコご飯の素などの加工品を製造している「愛菜クラブ」(愛別町豊里八七八)の作業場に併設している「喫茶愛菜」は、二十七日で年内の営業を終了します。

 同店は、民家を改築した建物で、アットホームな雰囲気が特徴。毎年、夏から秋にかけての行楽シーズンに合わせて、七月から十月末までの毎週土曜日だけ営業している、期間限定の喫茶店です。今年で七周年を迎えました。

 食事のメニューは、愛別町産のキノコを中心とした野菜を使った、ヘルシーでボリュームたっぷりの「旬菜セット」一品です。キノコご飯をはじめ、マイタケやシイタケの天ぷら、ナメコの酢の物、カボチャの煮付け、みそ汁がセットで七百円。デザートメニューは、オリジナルパンプキンケーキとコーヒーがセットで三百円です。

 また、愛菜クラブが製造している、キノコご飯の素(一袋五百円)をお土産に買って帰ることも可能。米三合に対して具材一袋を混ぜて炊くだけで、自宅でもおいしいキノコご飯が味わえます。旭山動物園や旭川空港で販売されている弁当にも使われているほど、味には定評があります。

 最終日、二十七日の営業時間は、午前十一時から午後三時まで。国道39号沿い、愛別町中心部から上川町方面に向かい、車で五分ほど走った右手にあります。問い合わせは、愛菜クラブの玉置さん(電話090―6219―3303)へ。