ソロプチミスト日本財団の援助事業「国内・国際奉仕援助金」の今年度の贈呈先に、国際ソロプチミスト旭川(土田信子会長)が推薦した日本・ベラルーシ市民友好協会(永江雅俊代表)が選ばれ十八日、旭川グランドホテルで開かれた例会の席上、援助金五十万円が贈られた。

画像 同協会は八六年四月に発生した旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の被災地で健康被害に苦しむ子どもたちを空気のきれいな旭川に招き、健康回復の手助けをする保養里親運動に、九三年から取り組んでいる。同時に医薬品や生活物資を送る支援も行い、被災地の復興に貢献している。この活動が評価され、十六日に札幌で開かれた財団の年次大会で、全国十団体の贈呈先の一つに選ばれた。

 式では土田会長から永江代表に目録と援助金が手渡された。永江代表は「高額な温かい気持ちに感動しています。多くの市民に支えられてきた私たちの活動を、ソロプチの皆さんが表舞台に出してくれました。大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。