厚労大臣表彰 社会福祉法人・敬生会(森山領理事長)が運営する特別養護老人ホーム「敬生園」(末広八ノ六)に勤務する職員三人が、このほど厚生労働大臣表彰を受けた。道内からは五人の表彰で、うち三人が同園の職員。板谷征一園長は「大変名誉なこと。職員が表彰を受けられてうれしい」と話した。

 表彰を受けたのは、同園生活相談主幹の黒松秀一さん(51)、介護主任の横野宏子さん(60)と千葉民子さん(60)。黒松さんは一九七九年から、同園で生活相談員を務めている。横野さんは八二年、千葉さんは八三年から寮母として勤務。三人ともすでに、社会福祉事業施設従事者を対象にした北海道社会貢献賞を受賞しており、今回さらに上位の厚労大臣表彰となった。

 最も勤務が長い勤続二十八年の黒松さんは「入園者からの『ありがとう』の言葉で、ここまでこれたと思う。三人の受賞ということで施設が認知された。後輩に道筋を付けられたのかなとも思う」と話していた。