画像 地元で活躍する研究者や技術者と、科学の話題で気軽に話し合おうと十四日、イオン西SC(緑町二十三)でサイエンス・カフェが開かれた。あさひかわサイエンスカフェ実行委員会の主催。

 飲み物を片手に参加すると気軽なスタイル。イギリスで約十年前に始まり、最近、日本でも様々な場所で開かれるようになっている。

 買物客らも、参加者がコーヒーを飲み、お菓子を片手に講演を聞いているという普段見られない光景に足を停めていた。

 第一回目は、道立北方建築総合研究所居住科学部長の福島明さんをゲストに迎え「暖かいおうちは地球にやさしい?」と題して、人と環境に優しい自然の光や、熱エネルギーを上手に利用した最新の「北方型住宅」の暖房や断熱法について話した。参加者は手元に配られた「質問カード」に質問を書き、福島さんと話し合う場面もあった。

 「このイベントが、なかなか接することのない市民と地元研究者、技術者の架け橋になれば」と実行委員会代表の朝野裕一さんは話す。

 今後、同じようなイベントを三カ月に一回のペースで開催する予定。次回は四月を予定している。

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 あさひかわサイエンス・カフェ実行委員会では、スタッフを募集しています。科学を広く伝える活動をしてみたいと思っている方なら、誰でも参加できます。

 問い合わせは、(電話&ファックス69―3550)、またはメールyasano@asahikawa-med.ac.jpで、実行委員会代表の朝野さんまで。