img写真展「旅で出会ったアジアの人びと」が旭川屋(四条買物公園)内のギャラリーで開かれている。

カメラマンは市内在住の伏見佳紀さん(67)。一九八八年から〇一年頃までの十四年間、韓国や中国をはじめ、ベトナム、インドネシア、ウズベキスタン、インドなどアジアの国々を旅して撮った写真約七十点を展示している。

展示している写真は、フィルムのコンパクトカメラで撮った。特に芸術性を求めて撮影したものではないため、発表するつもりなどなかった。しかし、知人のギャラリー経営者に強く勧められ、昨年三月、子どもを被写体とした旅の作品十六点を展示した。今回はそれらの作品に加え、大人にカメラを向けた作品を中心に展示している。

img伏見さんは「今回の写真に美術的な価値はありません。異国の情緒やその国特有の風俗を観て楽しんでほしい」と話している。

十五日まで。午前十時~午後九時。問い合わせは旭川屋ギャラリー(TEL26―9995)へ。