img旭川を拠点に創作活動を続ける画家・菊池潤子さんの油彩展「大雪の山々に魅せられて」が十六日から、ギャラリーシーズ(旭町二ノ三)で始まります。自ら「筆が遅いので…」と語る菊池さんにとっては、十三年ぶりの個展。

菊池さんは旭川市生まれ。旭川北高から武蔵野美術短大に進み、帰郷後は、純生美術会、道展を中心に作品を発表していましたが、現在はフリー。ギャラリーシーズの企画展「大雪山の四季を描く」や「サムワンズ・サムホール展」の常連でもあります。

繊細な筆致と豊かな描写力で描く風景画で知られ、今展には「残雪のオプタテシケ山」(〇七年)、「晩秋の美瑛岳」(〇六年)、「田園を渡る風」(〇七年)などの風景画を中心に約二十五点を出展します。

入場無料。午前十時から午後六時半。火曜日休廊。問い合わせはギャラリーシーズ(TEL53―8886)。