imgこぐまグループ旭川ラーメン新富店(新富二ノ一)の店主・住吉光男さん(67)が八日、身体障害者療護施設・敬愛園(波岸裕光園長、末広八ノ六)を訪れ、入園者や職員らに出来立てのラーメンをふるまった。

この慰問、〇四年、住吉さんが開店二十五周年を記念して、何か社会に役立てることを考えていたところ、敬愛園の役員を務めていた友人の紹介で始まった。毎年この時期に実施していたが、昨年は園内でノロウイルス感染者が発生したため、まん延を懸念して中止。二年ぶり四回目の訪問となった。

住吉さんは妻の小夜子さん(64)としょう油と塩のスープ、ねぎ、チャーシューを持ち込み、五十人の入園者、十六人のデイサービス利用者と職員にふるまった。外出する機会が少ない入園者は、住吉さん夫妻の訪問を心待ちにしていた様子。住吉さんは「丼と箸も、店で使っている物を持って来ました。昨年は中止になったので、いつも以上に喜んでもらえたと思います」と話していた。