img希望都市21世紀市民の会(高丸修会長)主催の政経パーティーが二十一日午後六時から、ロワジールホテル旭川でおこなわれた。パーティでは高橋はるみ知事が「北海道の未来を拓く旭川―平成二十年度における道の施策と旭川の役割―」と題して講演した。会場には約二百人が集まった。

高橋知事は全国的な人気を呼んでいる旭山動物園について、「インテリジェンスがあり、入園者を知的に満足させるシステムになっている」と分析し、その集客力を高く評価した。

また、「洞爺湖サミットには二十三カ国の国家元首や報道関係者が集まることから、サミット後の観光振興にも大きな効果が期待できるので、ぜひ成功裏に終わらせたい」「北海道環境宣言をし、将来の子どもたちのため二酸化炭素の排出削減に尽力する」「道路整備のための道路特別交付金制度の存続」などについて、具体的な例をあげながら話した。

この日、札幌市内で北海道建設業協会の総会が開催されたなどの影響のためか、この種の集まりとしては若干寂しい参加者数だった。