子どもの本の研究者として知られる、赤木かん子さんの講演会が七月一日午後六時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれます。市民グループ、旭川の学校図書館を考える会の主催です。
赤木さんは長野県松本市生まれ、千葉県育ち。一九八四年(昭和五十九年)、子どもの頃に読んでタイトルを忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビューしました。「こちら本の探偵です」(筑摩書房・房径書房)、「ねぇこの本読んで」(リブリオ出版)などたくさんの著書があります。
講演は「調べ学習と魅力ある図書館改装」と題して、赤木さんが取り組んでいる、学校図書館づくりのノウハウや、調べ学習を子どもたちの学びに取り入れる手法などについて話すことになっています。
参加費は無料ですが、資料代として三百円必要です。考える会の会員以外でも参加できます。問い合わせは市川さん(TEL34―3333)へ。