版画家の末武英一さん(62)の写真展「すきまの緑」が、こども冨貴堂のギャラリーキッズ(七条買物公園)で開かれています。
末武さんは、版画家としての活動の傍ら、住まいがある嵐山を歩き回って昆虫の写真を撮ったり、子どもたちとモノづくりを楽しむイベントを企画したり、面白いことを考えるのが好きなオジサンです。
今展は、人間が作り出した無機質で幾何学模様が列なるコンクリートの階段や壁、マンホールなど、いつも何気なく見ている風景の中の隙間にある植物の緑をテーマにした作品展。六十点の作品が展示されています。
展示方法もユニークで、地面を撮った写真は床に展示されているので、カメラと同じ目線で作品を楽しめます。二十日まで。
問い合わせは同店(TEL25―3169)へ。