img市彫刻美術館(春光五ノ七)で二日、親子が木のオブジェづくりに挑戦するワークショップ、木の技アートが開かれた。

同館前の「春光園」で七月二十一日から行われている、「旭川彫刻フェスタ08」の公開制作(二十日まで)にちなみ、子どもたちに「モノづくり」の楽しさを体験してもらおうというイベント。親子八組十八人が、制作を公開している彫刻家の長澤裕子さん(名寄市)と森川亮輔さん(音威子府村)らと共に、太さ二十五センチもあるドロノキなどを使って、ノミや金づちを手に、オリジナルのキリンのオブジェ作りを楽しんだ。

奨生くん(7つ)と幸生くん(4つ)と一緒に参加した阿部洋栄さん(35)は、「こんなに大きな木を使うとは思いませんでした。最初は道具の使い方にとまどいましたが、いろいろな新しい発見があって楽しかったです。奨生も先生にノミの使い方が上手だとほめられて…」と話していた。

長澤さんと森川さんの公開制作は、今月二十日に閉会式が行われて終了する。