「第五十五回旭川家具産地展」(主催・旭川家具工業協同組合)が十七日から二十一日まで(十九日は閉館)、旭川家具センター(永山二ノ十)で開催されます。

今回は旭川市と近郊町の家具メーカー二十九社・一グループが、“現在”を見据えた新作家具を出展します。

十七日午後四時半から、同センター二階で澤村一晃氏(家具デザイナー)と織田憲嗣氏(椅子研究家・東海大学教授)、長原實氏(旭川家具工業協同組合会長)の三氏による『どうなる にっぽんの家具』と題した鼎談があります。

同日午後六時からは同センター前庭で地場の食材を使った料理と地ビールを楽しみながら、家具とインテリア産業の未来を語り合う会も催されます。

期間中、同センター二階には旭川家具で構成したカフェコーナーがオープンし、道内産の飲み物やプチスイーツが楽しめます。

問い合わせは同組合事務局(TEL48―4135)まで。

* * *

―カンディハウス―

「ロング&スロウ」テーマに多彩な新作発表

カンディハウス(永山町六)は十七日から二十一日にかけておこわれる「第五十五回旭川家具産地展」に合わせて各種イベントを企画しています。

同社は今年、家具を末永く使い続けてもらうために「ロング&スロウ」をテーマに、多数の新作を発表。ショールームにはくつろぎの時間をゆったとした心地で過ごすことのできる、リビング・ダイニングの新モデルを中心に多彩な新作を展示しています。

特に人気が高いのはパーソナルチェアーやソファーなどにサイドテーブルとして合わせたり、高さの異なるサイズを組み合わせるなど、自在に空間を演出できる丸テーブル。天板の寄せ貼りは他製品を作る時に出た突き板を有効活用しています。

十七、十八日の両日は同社四階の多目的ホールでプレゼンテーションをおこないます。新作をショールームで見学する前に開発の経緯やコンセプトなどを紹介します。十七~二十日は専任スタッフが椅子やテーブルなどの製作工程を案内します。最新鋭機器による精密加工から職人の手仕事まで、ものづくりの現場を実感できます。また、十八日はデザイナーと来場者が直接語り合う場とパーティーを催します。

問い合わせは同社(TEL47―9967)まで。