旭川中央署は三日、現金書留を使った詐欺を未然に防いだとして市内宮下八、ＪＲ旭川駅内の郵便局長・伊賀俊充さん（45）に高木彰署長から表彰状を贈呈した。
先月三日、同郵便局を訪れた女性が道外宛の現金書留を送ろうとした際、その宛先が同署が配布していた「詐欺宛名一覧表」にある住所と宛名が一致していることを局員が発見。局長が同署と被害女性に連絡し、未然に防いだ。同署では「局員が一丸となり、振り込め詐欺防止対策に取り組んだ好事例として表彰することにした」という。
最近、書留や小包、普通郵便で現金を郵送させたり、為替を使って送らせて現金をだまし取る詐欺事件が多発していることから、警察庁ではこれまで被害のあった住所一覧を作成し、全国の郵便局などに配布していた。
