旭川市内では初の「金融教育に関する講演会と座談会」(主催・北海道金融広報委員会)が二十九日午後一時から、旭川グランドホテルで開かれます。

金融や経済についてのさまざまな情報やトラブルが発生している現在、子どもたちがお金や金融・経済に関する正しい知識をもち、自分自身の生活設計を立て、実り多い人生を歩み出すための力を培うことが求められています。この講演会と座談会では、それぞれの分野で金融教育に熱心に取り組んいる人たちの貴重な話を聞くことができます。主催者は小・中・高校の社会科や家庭科の先生たち、金融機関で働く多くの人たちの参加を期待しています。

講演は尾家啓之さん(日銀旭川事務所長)の「学校における金融教育の重要性について」と、いちのせかつみさん(FP・生活経済ジャーナリスト)の「今、金融教育が必要なワケ」の二題。その後、いちのせさんの他、斉藤正広さん(北洋銀行経済調査室長)、松崎英司さん(旭川信用金庫地域貢献室長)、白崎美穂さん(日本FP協会道北支部長)、水谷千佳さん(北海道金融広報アドバイザー)によるパネルディスカッションがおこなわれます。

入場は無料ですが、申し込みが必要です。氏名(グループの場合はそれぞれの氏名)・電話番号・住所を明記の上、TEL29―2012まで。ハガキかEメールでの申し込みも受け付けます。

〒070―0034 旭川市四ノ九旭川北洋ビル三階 日本銀行旭川事務所「7/29座談会申込」係(asahikawa@info.boj.or.jp)まで。申し込み締め切りは二十一日。定員の百人になり次第締め切ります。申し込みを受付後、案内通知(ハガキ)を送付します。当日会場に持参してください。