「田んぼアート」市内東鷹栖七線十八号の田んぼアートが見ごろを迎えている。縦約百十メートル×横約四十メートルの水田に、三種類の色違いの稲を使って旭山動物園の人気者、ペンギンやエゾシカ、ホッキョクグマなど七匹の動物が描かれている=写真。

田植えがおこなわれたのは先月九日。一カ月以上が経ち、稲の背丈が三十センチ前後に成長、動物の輪郭がハッキリとしてきた。

昨年も訪れたという比布町の土屋千春さん(38)、夏希ちゃん(2)親子は「道路わきの案内板が気になって、今年も来ました。子どもはペンギンがかわいいと言っています」と展望台の上からゆっくりと眺めていた。

この田んぼアートは、JAたいせつの青年部が取り組んでおり、今年で四回目。年々訪れる人の数も多くなり、土・日曜日や祝日には、大勢の家族連れなどでにぎわう。