今年で三回目を迎える「日下・大武カムイミンタル塾」が『アジアと共生する北・北海道』をテーマに八月二十二日、旭川グランドホテルで開かれる。この塾は、旭川をこよなく愛し、グローバルな視点と幅広い見識をもつ評論家の日下公人さんと元国税局長官の大武健一郎さんの二人が旭川経済を牽引する経営人を育成していくことを目的に開いている。

今年は生方製作所(本社・名古屋市)会長の生方眞哉さんをゲストに招きく。同社はエアコンの制御に使用されるバイメタルスイッチや都市ガス用のマイコンメーターに安全装置として組み込まれる感震器などを製造しており、その国内シェアは九〇%以上、海外でも高いシェアを誇っている。

この日は講演三題と対談がおこなわれる。講演は日下さんの「本音で話そう、地域起こし~アジアを視野に~」、生方さんの「中国人のものの考え方」、大武さんの「アジアを生かした日本の戦略」。対談は日下さんと大武さんによる「アジアとどう共生するべきか」。

セミナー(午後一時半~午後六時十五分)の後、交流会(午後六時半~七時半)をおこなう。

聴講は百人限定。会費七千円。問い合わせ・申し込みは、旭川信用金庫営業グループ・松崎さん(TEL26―1161、Fax25―8584)まで。