「あさひかわのめし(あさめし)」の試食会料理人、工芸作家、農業者ら異分野の人たちが結集して考案した、地場の食材を使った新メニュー「あさひかわのめし(あさめし)」の試食会が七月二十五日、四条買物公園の旭川屋(四ノ八)で開かれた。

「食とデザイン」をテーマに開催中の「旭川デザインマンス」の取り組みのひとつ。農、商、工のそれぞれが得意分野の加工法、料理法、器、提供の仕方など、こだわりを持って生み出した創作メニューは、「土鍋ダシ蒸し野菜ラーメン」。全国的に知名度が高い旭川ラーメンが土台になっている。

試食会には、米粉の麺とトマトをベースにしたものと、しょう油ベースの上川産小麦一〇〇パーセントの二種類の麺が提供され、抽選で選ばれて参加した約五十人が味を確かめた。「蒸し野菜はおいしい」とか「米粉の麺が入れ歯にくっつく」など、様々な意見や感想が出された。

実行委では、この日の意見を参考に土鍋や麺などに改良を加え、商品化を目指すことにしている。