あべ弘士 動物交響楽 交差するいのちの詩(うた)道立旭川美術館で七月十八日から開かれている、旭川在住の絵本作家あべ弘士さんの作品展「あべ弘士 動物交響楽 交差するいのちの詩(うた)」の来場者数が八月三十日、一万人を突破した。「約一カ月半で一万人を超えるのは好ペース」と美術館学芸員。

一万人目の来場者は、同日午後一時十五分頃に来場した、春光台に住む佐藤実雪さん(6)とお母さんの直美さん(35)。一週間ほど前に学校の行事で作品展を見て以来すっかり“あべファン”になった実雪さんは、入口の前ではお母さんに「この中は本当にキレイなんだよ」と説明をしていたという。初めて会うあべさんから、満面の笑顔で記念品のサイン入り絵本三冊を受け取った。

十月四日までの会期中、様々なイベントを予定している。チケットは、一般九百円、高・大生六百円、小中生二百円。何度でも観覧できるパスポートは一般千五百円、高大生千円。

問い合わせは、同美術館(TEL25―2577)へ。