市内で特別支援教育を受ける子どもたちの作品を展示する「未来を育む作品展」が七日から九日まで、ポスフール永山店四階のコミュニティーホールで開かれます。市教育委員会などの主催。

旭川市の特別支援教育は一九五二年(昭和二十七年)、青雲小に特殊学級が設置されたことに始まります。現在、市内の特別支援学級は小中学校あわせて百七十七学級が、また特別支援学校として旭川盲学校、旭川聾学校、旭川養護学校の三校があります。

この作品展の見どころについて、旭川市教育研究会特別支援教育研究部部長の宮越けんじさん(永山南中教諭)は「展示する作品は、言語や数量、形や色彩、また手指機能の訓練といった、作品づくりを通していろいろな力を獲得しようとする学習活動の成果です。こうした学習に取り組む子どもたちの姿を想像しながら観賞してほしい」と話しています。

また、事業部の神林聖さん(豊岡小教諭)は「特別支援学級・学校で学ぶ子どもたちへの理解啓発が目的。ぜひ多くの方に見ていただきたい」と来場を呼びかけています。

午前十時~午後九時(最終日午後四時まで)。問い合わせは永山南中(TEL48―8117)の宮越さん、または豊岡小(TEL31―0251)の神林さんへ。