「第十六回大正琴発表会」が三十一日午後一時から、旭川市公会堂で開かれます。

 旭川、札幌、千歳、江別の大正琴の愛好家たちによる演奏会で、総勢で百数十人が参加します。開催地は毎年持ち回りで、旭川での開催は五年ぶりです。

 旭川からは市内で七教室を開く大正琴サークル「琴美会」(石田文子代表)のメンバー四十七人が出演。今回のステージのために石田代表が作曲した「行け行け琴美会」をはじめ、歌謡曲や日本古楽など七曲を演奏します。

 出演する北澤峯子さんは十年以上のキャリアの持ち主で琴美会の中心メンバー。「大正琴の独特の美しい音色が気に入り、自分でも演奏したくなって始めました。演奏会を通じて、もっと多くの人たちに大正琴の素晴らしさを伝えたいです」と意気込みを話しています。

 入場は無料。開場は午後零時半。問い合わせは石田文子さん(TEL61—1890)まで。