今年で十一回目を迎える「JMIAジュニア・ジャズオーケストラ」(佐々木義生代表)のコンサートが二十二日午後六時半から、大雪クリスタルホール音楽堂(神楽三ノ七)で開かれます。

 一九九八年に結成された同オーケストラは、これまでチック・コリアやジャバンニ・イダルゴ、エリック宮城、向井滋春ら国内外の著名な演奏家と共演するほか、〇〇年には地域に根ざした社会教育活動が評価され「朝日のびのび教育賞」を受賞しています。

 また〇六年からは、アジアの子どもたちとの交流を通じた「アジアンキッズジャズ」の創作にも中心的な役割を果たしてきました。

 今年はピアニストの椎名豊ら三人の実力派演奏家を招聘するほか、五百人余のOBの中からスペシャル・ジャズオーケストラを編成します。演奏会では子どもたち自身が作曲したオリジナル曲を数曲演奏するなど、「一年の活動の集大成となる演奏会にしたい」と佐々木さんは話しています。

 チケットは一般二千円、学生(高校生以下)千円。問い合わせは佐々木さん(TEL22―3567)まで。